■店舗型テレクラ

東京、大阪の都心部にある繁華街を歩いたことがある方なら、「テレクラ」と大書した派手な看板を掲げた店舗を見かけることがあると思います。

最近ではめっきり数が減ってしまいましたが、それこそがテレフォンクラブ、略してテレクラの店舗です。

店舗は、店員さんが立つフロントを抜けると固定電話が設置された個室が並んでいる、という間取りになっています。フロントで受付をして個室のひとつに入り、女性からの電話を待つというのがテレクラの利用方法です。

1980年代の半ば、東京の新宿に第1号のお店が登場して以降、テレクラは爆発的な人気を博して全国各地に店舗が見られるようになりました。

1990年代の前半には、その盛り上がりはピークに達し、多くの男女の出会いをサポートしました。

 

しかし1995年、岐阜県の「青少年保護育成条例」が改定された頃から、店舗型のテレクラに対して徐々に規制が強められ、その結果、店舗の数は減少して今に至っています。

岐阜県にならって多くの都道府県が改定した「青少年保護育成条例」では、18歳未満のテレクラの利用を全面的に禁止したうえでさまざまな規制を設けました。「店舗を建てられる地域を限定する」という内容を盛り込んだ自治体もあり、店舗の数はさらに減少することになりました。

このような条例が全国的にできはじめたのは、未成年の女性がテレクラを利用するケースが見られるようになったからです。現在、テレクラの店舗に入る際には年齢確認が必須となっています。

また、2002年、2016年に改正された風営法によって、テレクラの店舗は午前0時から午前6時まで女性からの電話を取り次ぐことができなくなりました。

 

しかし逆にいえば、午前6時から深夜0時までの営業は今も認められていますし、どんなに時代が変わっても、人が出会いを求めるということに変わりはありません。

店舗数こそ減ったものの、現在でもテレクラの店舗では出会いを求める女性からの電話が鳴り続けています。

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